日本学術会議の提言を読んでみる:学術情報流通の現在と未来【総集編】

ここのところ、9回にわたり、日本学術会議の提言「学術情報流通の現在と未来」を読んできました。 このところ、日本学術会議が話題になることが多く、そもそも研究者の間であまり知られていなかったということも広く認識されました。 そこで、日本学術会議がもっと知られるべきだ、という話もあちこちで聞くようになったのですが、 「日本学術会議とは何か」という話が多いような気がしまして、しかし、そういう話だけではなくて、 では実際にどういう提言を行なっているか、ということについて広く知ってもらうことも、 認知や理解を広める上では重要なのではないかと思うところです。

このシリーズの第一回冒頭に書いているように、このブログ記事シリーズはそこまで大きなことを考えていた わけではなかったのですが、「提言」のなかには、少なくとも関連分野の人は皆知っていた方がいい ようなものも結構あります。いわば、研究者コミュニティというギルドから社会に発信している情報ということに なりますので、そういう意味でも知っておくべきところかとも思います。 そのようなことで、「提言」の内容について議論するような場がもう少しあちこちにできて くれるとありがたいと思います。そうなれば、研究者コミュニティが社会との接点を意識する 機会も増えていって…それがよいことなのかどうか自信がありませんが、少なくとも社会のなかでの 居場所をもう少し明確にしていくきっかけになるのではなかろうか、とは思います。また、 民主的に選ばれてない人達が勝手に一方的な提言を作っている、というような批判は研究者サイドからも 散見されますが、そういう状況を改善する意味でも、各自が関連のある「提言」について 広く議論できるような場が形成されていくとよいのではないかと思うところです。

というわけで、雑駁な話ばかりで恐縮ですが、9回に分けて「提言」を読んでみたブログ記事を以下にリストしておきます。

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