2024-01-01から1年間の記事一覧
前回記事の続きです。生成 AI が、いつの間にか新しい局面を迎えているように思います。問い合わせをするための文字数制限(正確に言えばトークンの制限)が大幅に増え、問い合わせの際に、前提知識として学術論文数十本、あるいは新書10冊くらいを読み込ま…
先週末、カリフォルニア大学バークレー校にて、ご招待をいただいて発表をしてきました。AIと仏教研究の未来、というテーマのイベントで、世界中から関連研究者が招待されて発表をしていました。要するに、世界のデジタル仏教研究者が集まって発表をする、と…
日本デジタル・ヒューマニティーズ学会 (JADH) の年次国際学術大会、JADH2024が、本年は9/18-20に東京大学本郷キャンパスで開催されます。JADHは、国際デジタル・ヒューマニティーズ学会連合 (ADHO) の構成組織として、国際的なデジタル・ヒューマニティーズ…
表題のとおりです。これができると、ローカルのHTMLファイルに書き込んだJavaScriptでApache Solrから検索して結果を表示できるようになります。 ある種の用途には非常に便利です。 やり方ですが、以下の頁を参照しています。 Going Cross-Origin with Solr …
This blog is usually written in Japanese, but I will write it in English because I think people who set up DHconvalidator can usually at least read English tutorials. DHconvalidator is a very cool tool that, in conjunction with Conftool (h…
この数年、お手伝いをしていたお仕事の一つに、『十番虫合絵巻』(ホノルル美術館所蔵)のデジタル化、という仕事がありました。 このコンテンツについてはまったくの素人で、正確な説明はこちらのページをご覧いただきたいのですが、簡単に述べますと、 時…
3/15(金)、一橋講堂(千代田区一ツ橋)にて、DHの国際シンポジウム「ビッグデータ時代の文学研究と研究基盤」が開催されます。そこで基調講演をしてくださるTed Underwood先生は、ビッグデータ時代の文学研究に正面から取り組む英文学者として活躍しておら…
以下の、前回記事の続きです。 digitalnagasaki.hatenablog.com こちらの記事では、新しいことや難しいことをすると大変だ、という話ばかり書きましたので、がっかりした人もおられるかもしれません。 たしかに、良コンテンツを持っているところでなければ高…
いわゆる「デジタルアーカイブ」があちこちで構築されるようになってずいぶん経ちます。ジャパンサーチが登場したことで、とりあえず構築した後にメタデータを提供すれば、利用者に発見してもらえる可能性も高まってきました。これからますますデジタルアー…
ABBY FineReader 15で複数PDFにまとめてOCRをかける方法です。「一つずつファイルを開いてOCRをかける」手間を省くことができます。超快適です。 なお、ABBY FineReader は最新版ではありません。最新版を持っていないので、最新版でこれができるかどうかは…
このところ、少しずつ時間をみつけて改良を続けている、「大正新脩大蔵経と他の木版・写本を簡単に比較できる仕組み」ですが、表示を高速化できるように色々工夫を行いまして、割とお待たせせずに表示できるようになりつつあります。 それから、「木版大蔵経…