日本学術会議の公開シンポジウムで人文・社会科学のデジタル研究基盤がテーマとなります

今度の土曜日、1/22に、日本学術会議の公開シンポジウム「総合知創出に向けた人文・社会科学のデジタル研究基盤構築の現在」が開催されます。 日本学術会議には「分野別委員会」があり、それぞれの委員会が分科会を設置して特定のテーマについて議論します。多くの分科会は 1つの分野別委員会の下で活動をしますが、今期は、心理学・教育学委員会、言語・文学委員会、哲学委員会、社会学委員会、史学委員会、地域研究委員会、情報学委員会の 7つの委員会が合同で「デジタル時代における新しい人文・社会科学に関する分科会」を設置して、デジタル・ヒューマニティーズやデジタル技術を用いた社会科学の現状と課題についての議論を行っています。その活動の一環として開催されるのが、1/22の公開シンポジウムということになります。

プログラムは以下のようになっており、人文・社会科学、なかでも、これまであまり採り上げられてこなかった質的研究に関わる研究データの構築とそのための基盤に関する事柄が議論の基底を成す形になっています。

公開シンポジウム「総合知創出に向けた人文・社会科学のデジタル研究基盤構築の現在」|日本学術会議 www.scj.go.jp

人文・社会科学全般において今後重要になっていくテーマの一つであり、また、昨今注目を集めつつある研究データ、オープンサイエンス、研究DXといった様々なテーマを含んでいます。こういった方面に興味がおありの方は、ぜひご参加ください。