プログラミング言語Pythonは、自然言語処理のライブラリが充実しているので、自分のメインの言語ではなかったのですが、10年くらい前に、授業で教えられるくらいの勉強をして、授業で教えたりしていました。その後、ディープラーニングへの入口として注目されるようになったので、このところは、人に教えるとき、特に若者に教えるときはPythonが基本です。インタラクティブなものを作りたいという人にだけはJavascriptをやりますが、やはり今は猫も杓子もPythonを使えるようになっているのがよいのではないかと思っております。
というわけで、漱石書簡の3つのTEI/XMLファイルに含まれる座標情報をPythonで地図上にプロットできるようになるチュートリアルをGoogle Colabに作ってみました。ご興味がおありの方はぜひ以下のURLにアクセスしてみてください。
これを一通りやってみると、以下のような地図を作れるようになります。(以下のものはサンプル画像ですが、このような地図をOpenStreetMapを利用したインタラクティブなものとして作成できます。)
基本的なものですので、これを踏まえて色々な応用の仕方や、逆に、こういった応用の仕方を踏まえて、マークアップの方法を検討してみたりしていただけるとよいかもしれません。
なお、上記のURLも含めて、TEI/XMLの利活用に関するチュートリアル的なものは、以下のURLに蓄積しておりますので、あわせてご覧ください。