IIIF の検索結果:

「デジタルアーカイブ」を考える―「日本」がそのアイデンティティを取り戻すために

…せる技であり、また、IIIF Image APIによってこのようなことが極めて容易に可能となっているという点も強調しておきたい。 さらに、歴史的典籍NW事業がある程度予定通りにいけば、かつての日本での自然の摂理への理解の仕方を含む様々な世界観の断片が、比較的高精細な画像を伴って理解できるような成果物としての「デジタルアーカイブ」として出来上がってくることが期待されるが、おそらくはそれだけでなく、様々な人が様々な関心と立場からかつての多様な世界観の断片を総体として再構築すること…

「デジタルアーカイブ」におけるテクスト資料の構造化・マークアップの国際デファクト標準、TEIガイドラインを作っているTEI協会に日本語資料を扱う分科会ができました

このところ、IIIFの紹介に時間をかけてきましたが、今回は、もう一段深く資料を扱うための規格についてのご紹介です。 先にポイントだけ書いておきますと、まさにタイトルの通りです。もう少しかみ砕いて申しますと、人文学資料の中でも、特にテクスト資料に関しては、電子テクストというのがずいぶん前から使われてきています。電子テクストの場合、何はともあれ、皆が同じフォーマットで作った方が何かと便利です。そのためのルールが欧米を中心として1980年代から形成されてきていて、今やデファクト標準…

「デジタルアーカイブ」における日本語古典籍+翻刻とIIIF、そして皆様の取組み

…有のための国際規格、IIIFですが、今回は、日本語古典籍の扱いについての近況と、みなさまの取組みについて、知る範囲で少しご紹介させていただきます。 IIIFではあれができる、これができる、という話をずっとしてきました。一方で、ほとんど西洋の資料を中心に展開してきた話でしたので、日本や東アジアの資料にうまく対応できるのか、というところは気になっていたところかと思います。 規格に関する課題も、深く追求していくと色々あるのですが、それはかなり深い問題にまでつながるような話でもあり、…

仏教図像DBで学ぶ「デジタルアーカイブ」の国際規格IIIF

…像共有のための枠組みIIIF(International Image Interoperability Framework、トリプルアイエフ、と呼ばれています)ですが、今回の記事は、これに準拠して公開された仏教図像DB、SAT大正蔵図像DBを手がかりに、現時点でIIIFができる事柄を実践的に学ぶことを目指してみましょう。 SAT大正藏図像DBは、SAT大蔵経テキストデータベース研究会(代表・下田正弘東京大学教授)により、2016年5月に試験公開されましたが、その後、2016年…

「デジタルアーカイブ」における画像共有のための国際規格IIIFについてのご紹介(続)

IIIF International Image Interoperability Framework 国際的な画像相互運用の枠組み 断片的な紹介ばかりで恐縮だが、IIIFのメリットが見えにくい、先の見通しが見えにくい、という話をいただくことが多いので、もう少しわかりやすくなるようにまとめ直してみたい。IIIFは、その名の通り、Web上での画像のやりとりの仕方を効率化するための手法であり、それ以上でもそれ以下でもない。これがそのままデジタルアーカイブの基幹部分として使えるとい…

仏教関連の図像データベースがIIIF対応で公開されました。

…像DB(ベータ版)がIIIF(International Image Interoperability Framework)対応かつタグ検索機能付きで公開されました。 今回データベースとして公開されたのは、大正新脩大藏經全100巻のうち12巻を占める、図像とその解説を主とした部分で、「図像部」「図像編」などと呼ばれているものです。正式なご紹介については、上記URLのサイトにアクセスすれば表示されると思いますのでそちらをご覧ください。こちらのブログでは、使い方と技術面の話を少し…

今まさに広まりつつあるデジタルアーカイブの国際規格IIIFの導入の仕方

前回の記事では、IIIFについて、主にユーザ側の視点から、良くなりそうなことを簡単にご説明しました。今回は、IIIFの導入の仕方についてちょっとご紹介したいと思います。 一昨日開催された人文科学とコンピュータ研究会で、10分だけ、IIIFをご紹介する機会をいただいたので、研究者としてこれと付き合うとしたらどういうポイントがあり得るか、という視点からちょっとご紹介をしました。その中で使ったスライドの図を、まずは以下に掲載します。 要するに、 1.対応画像サーバソフトをインストー…

今、まさに広まりつつある国際的なデジタルアーカイブの規格、IIIFのご紹介

※IIIFの情報を求めてこちらに来られた方は、「IIIF日本語情報私的まとめ」もご覧ください 現在、デジタルアーカイブにおいて画像を公開し共有するための国際的な枠組みが作られ、採用が広まりつつあります。International Image Interoperability Framework、略してIIIF(トリプルアイエフ)というもので、英国図書館、フランス国立図書館、オックスフォード大学ボドリアン図書館、スタンフォード大学、プリンストン大学、イェール大学など、錚々たる機…

IIIF対応URLで古典籍から画像や文字を切り出せるように!(日本の古典籍のオープンデータ!その4)

…タ!そのn」ですが、IIIF対応画像切り出し用URL、というのを簡単に作れる様にしてみました。例によって、国文研データセット簡易Web閲覧への機能追加という形で実現しました。(が、バグ等もあるかもしれませんのでご注意ください) ※IIIFは、現在、海外の主要な大規模デジタルアーカイブ公開機関が共同で取組んでおり、採用が広がりつつある、デジタルアーカイブにおける画像共有のためのルール(ここではAPIと呼ばれています)です。詳しくは過去記事をご参照ください。 さて、今回は、国文研…

IIIFを使ってみたい人のためのIIPImage Serverインストール記(簡易版)

…の相互運用の枠組み、IIIFのためのサーバを導入してみたので簡単にご紹介」という大変冗長な記事を書いたのですが、雑談や脱線が多すぎて、インストールが難しいのではという印象を一部に持たれてしまったかもしれないと思いまして、実際に必要(そう)な作業のみに絞り込んだものを以下に書いておきます。 IIIF(International Image Interoperability Framework)の目玉(の一つ)であるImage APIを使えるようにするために必要なのは、 1.サー…

国際的なデジタル画像の相互運用の枠組み、IIIFのためのサーバを導入してみたので簡単にご紹介

…の相互運用の枠組み、IIIFというプロトコルのようなものが世界のデジタル画像データベース界(?)を席巻しております。以前にも少しご紹介しましたが、「スコットランド国立図書館、IIIFコンソーシアムに加盟 | カレントアウェアネス・ポータル」というカレントアウェアネス・ポータルの記事にもあるとおり、 オックスフォード大学ボドリアン図書館、英国図書館(BL)、スタンフォード大学図書館、バイエルン州立図書館、コーネル大学、フランス国立図書館(BnF)、ノルウェイ国立図書館、プリンス…

D3.jsとIIIF。まだ相互連携してませんが(日本の古典籍のオープンデータ!その3)

…画像流通プロトコル、IIIFに対応させてみた、という話です。 D3.jsの組み込み ということで、まず、D3.jsを組み込んだ、「タグ連想検索」を作りました、という話です。名前がちょっと仰々しいですが、要するに、関連しそうなものを連想的にたどっていけるようにする、というものをテキストデータとリンクで表示するようにしていたのですが、それをD3.jsに読み込ませるようにしただけのものです。ただ、組み込むにあたり、D3.jsのサンプルをちょっと修正して使っています。修正したのは、各…

Web用の画像ビューワをさがして(書きかけ)

…ろからして、後述するIIIF Image Serverを立ててしまうという手もあります。もちろん、アクセスがそんなになさそうなサイト/コンテンツであれば普通にApacheのままでも大丈夫かもしれませんが。 さて、次に気になってくるのは、私の場合には、このままだとコンテンツプロバイダーからの要求をなんだかうまく反映させられないような感じである、という点です。たとえば、画像を最初に開いたときに、画像の中の特定箇所を表示させるようにしたい、と思ったとき、どうすればいいのか。かつて、…