ちょっと熱を出して寝込んでおりまして、朦朧としていたところ、以下のようなお知らせをみてふと気になりました。
こちらの中で、
という注記があって、確かに、東大サイトにまとめられた後に東大からJPEG画像一括ダウンロードをされると東大サイトの負荷が大きくなって大変だなあと思ったのですが、もしかしたら、IIIF対応の画像を一括ダウンロードするのがとても簡単にできるということがあまり知られていないということもあるのかもしれないと思って、朦朧としながら、ググって関数を調べながら簡単なものを作ってみました。
https://github.com/knagasaki/IIIF_DL/blob/master/iiifdl.py
まずは、Python3環境が必要なのですが、その上で、このスクリプトをダウンロードして、入手したいIIIF対応画像のManifest URIを用意してから、Python3環境があるところで以下のようにすればよいのですが、
$ python3 iiifdl.py '入手したいIIIF対応画像のManifest URI'
たとえば、
$ python3 iiifdl.py 'https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/iiif/metadata_manifest/RB00013049/manifest.json'
というコマンドを打つと、sequencesの順番に番号をつけて画像を一通りダウンロードしてくれるはずです。ちなみに、プログラムがやっていることは、IIIF Manifestのルールに従って画像のURLを抽出して数を数えて(数を数えるのはファイル名を固定長にするため)、あとはそれに固定長の連番を振りつつダウンロードしていく、というだけのことで、プログラムとしてはとても単純なものですので、これをみたどなたかが、きっと、自分ならもっとこうできる!とか、すでにこういうものを作っている!というものを提示してくださることを期待しております。
それから、Python3環境なんて全然簡単じゃない!と思われる向きもおられるかと思いますが、このブログを読んでおられる方々は、そろそろ、これを気に少し手を出してみてもらえますと、結構世界が広がって面白いこともでてくるかもしれませんので、前向きにご検討いただけますと幸いです。
そういえば、どこかでこういうツールを作って公開した人が以前にいらっしゃったような気がするのですが、試用してみないうちにそのツールのURLがどこにいったかわからなくなってしまったので、もしご存じの方がおられましたらSNS等でお知らせいただけますとありがたいです。