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絵文字の肌色も扱える「異体字セレクタセレクタ」

前回のブログ記事でご紹介した、王一凡さんによる「異体字セレクタセレクタ」ですが、一部で、絵文字も扱えると話題になっているようです。絵文字と言えば、Unicode Consortiumでもemojiと呼ばれているほどに、日本発のような感じになっております。文字表は、バージョン4とバージョン5ベータが、下記のように公開されているところです。

Full Emoji Data, v4.0

Full Emoji Data, v5.0 — Beta

この文字表を見るだけでも色々なことを思ってしまって胸がいっぱいになりますが、それはともかく、ここでご紹介しておきたいのは、人間が登場する絵文字の肌の操作もこの異体字セレクタセレクタでできるようになっている、という点です。

 そもそもこれは、Unicodeに(多分Unicode6.0から?)絵文字が入り、世界中で広く使われるようになる中で、人間が登場する絵文字の肌色が問題になったため、それを文字コードレベルで指定してサポートできるようにしよう、ということでUnicodeに組込まれたルールで、Fitzpatrick scaleと呼ばれているようです。この件に関する詳しい経緯は小形克宏さんによる下記の記事などをご参照ください。

「絵文字に平等をサポートしてください」人種差別の指摘にゆれるUnicode - INTERNET Watch Watch

しかしこれも、漢字の異体字と同様に、サポートしている環境で、サポートしているフォントがなければ、どういう絵文字が書かれているか確認できませんし、入力も困難です。ここでも異体字セレクタセレクタが活躍してくれます。漢字の場合と基本的に同じですが、以下に、ちょっと見てみましょう。

とりあえず、上記の絵文字表のページから、人の顔に関わる絵文字をコピーしてきて、検索してみましょう。ここでは🎅を使ってみています。そうすると、以下のように、肌の色が異なる絵文字のバリエーションがリスト表示されます。ここで「Fitz」というボタンをクリックすると、絵文字の肌の色を変えるためのセレクタがその上の蘭に表示されますので、適宜選んでみるとそれぞれのセレクタに対応する肌の色が表示されるはずです。

 

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あるいは、「上へ」というボタンが、検索結果リストのそれぞれの冒頭にありますので、それをクリックしていただくと、上のフォームにその文字が表示されます。その際、どのセレクタを使っているかということも表示されます。

 

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このような感じで、絵文字を扱うこともできますので、人に関する絵文字を扱う時にご利用していただくとよいかと思います。

 

以上、簡単で恐縮ですが、よかったらお試ししてみてください。